息子がジョンズホプキンスCTY（Johns Hopkins Cetner for Talented Youth）のオンラインギフテッドコースを受講した時の実録です。
現在のコロナ禍で、従来はオンサイトのサマープログラムなどもオンラインになっているようですが（2021年情報）、息子が受講したのは最初からオンライン用に構築されている元祖のオンラインコースです。
アメリカの学校のテストで上位2パーセントに入るか、CTYの適性試験SCATに合格した生徒のみに受講資格があります。
CTYオンラインコースのプラットフォームに入れない
まず、CTYに入学を認められると、ＣＴＹのウエブサイトに入れるアカウントが親の分と子供の分ふたつがもらえます。
さらにこの二つとは別に、授業を受けるためのオンラインコース用のアカウントがあります。このオンラインコース用のＩＤやパスワードはコース申し込み時に送られてきますが、コース開始の二日前にならないと入ることができません。
そして開始一ヶ月前にさらに、「近々、OpenIDアカウントの詳細を送ります」というメールが届きます。
これはオンラインコース用のパスワードとはまた別のもので、 Microsoft Office 365に連動させる手続きをするためのアカウント情報です。
しかし、この、「近々届く」はずの「OpenIDアカウントの詳細メール」が、待てど暮らせど届く気配がありません。
気づいたらコース開始二日前になっていて、コース担当の先生から「ようこそ！レッスン始める準備は整った？」系のウエルカムメールが届いてしまいました。
オンラインコース用のアカウントの方も、依然としてログインできない状態です
重要なお知らせメールは、登録したどのメールに届くかわからないので注意！
しびれを切らして担当の先生にも事情を説明してみました。すると担当の先生がすぐにテクニカル部門やスーパーバイザーに繋げてくれて、こんな返事が返ってきました。
「連絡先メールアドレスをご両親おひとりずつ、つまりふたつ登録している場合、OpenIDアカウント詳細メールは一つのアドレスにしか届きません」
ジョンズホプキンスCTY（Johns Hopkins Cetner for Talented Youth）に最初に申し込む時点で、受験者の所在地やメールアドレスなどの情報を入力するのですのが、そこでは父親、母親の情報を別々に入力するので、それぞれのメールアドレスを登録することになります。
そしてCTYからのあらゆる連絡はすべて両方のアドレスに届くようになります。
それがこの「OpenIDアカウントの詳細」メールのみ、片方のアドレスにしか送らないというのです。
急いで夫に確認すると、確かに夫のアドレスに「OpenIDアカウントの詳細」が届いていました。夫の方もCTYからのメールはすべて私のアドレスにも同時に届いているもの、と信じていたので、CTYからメールが届くたびにいちいち私に報告することもありませんでした。まさか一方にしか送られないケースがあるとは盲点でした。
「オンラインコース用のIDとパスワード」がまだ無効
OpenIDアカウントのIDとパスワードを発見できたのでアカウントをアクティベイトしてMicrosoft Office 365と連動させ、無事にオンラインコースのクラスルームとなるページにログインすることができました。
ここでまた問題が。
OpenIDでオンラインクラスルームページにログインすることはできるようになったのですが、OpenIDをアクティベイトすることによってコース開始二日前から使えるようになるはずの、「オンラインコース用のIDとパスワード」がまだ無効なままで、それを使ってログインすることができないのです。
どうも「OpenID」でログインしても「オンラインコース用のIDとパスワード」でログインしても行きつく先は同じオンラインクラスルームのページの様子。
なので、OpenIDだけでも事足りますが、「OpenID」の有効化と同時に「オンラインコース用のIDとパスワード」も有効になるとの説明もありましたし、CTYからのメールでもこの「オンラインコース用のIDとパスワード」を使ってログインしろ、と再三言ってくるので、使えないのはどうも納得がいきません。
担当の先生に「オンラインコース用のIDとパスワードがまだ無効でOpenIDでしか入れないんですけど」、と聞いてみましたが、「それで大丈夫です。」とのお返事でした。
これ以上テクニカル部門や事務局に連絡して騒ぐのもめんどうくさいので、スッキリしませんがOpenIDを使って進めていくことにしました。
（追記：確認はしていませんが、この時はちょうど「オンラインクラスルーム」がOpenIDになる移行期だったようでゴタゴタしたようです。これからCTYオンラインコースにに参加する方は、CTYに確認してそちらの指示に従ってください。）
marisa