【CTY選抜テスト数量セクション対策教材ガイド|小学2〜3年生】SCAT Quantitative Aptitude – Grades 2–3
ジョンズ・ホプキンス大学のギフテッド・プログラムCTY(Johns Hopkins Center for Talented Youth)では、 受講する資格を得るために、年齢・学年帯に応じたテスト(代表がSCAT)を受けることになります。
ここでは、Elementary SCAT(Grades 2–3)向けのQuantitative(数量)対策として、「形式に慣れる」「英語圏の単位・常識でつまずかない」ことを目的に、 『SCAT Quantitative Aptitude Grades 2 - 3』 を中心に整理しています。
SCATは、算数ができる・英語が読める、だけでは点が安定しません。「独特の形式」「英語圏の前提知識(単位や通貨)」「時間配分」が、別の負荷として乗ってきます。特にGrades 2–3帯は、学力そのものよりも“戸惑いで落とす点”が増えやすいところなので、教材の役割は「難しいことを教える」よりも、まず迷子を減らすことだと思っています。
日本(またはアジア圏)の学習環境で育っていると、英語圏の“当たり前”が急にテストの中に混ざります。我が家もQuantitativeに関しては特に「英語圏の前提知識(単位や通貨)」の分野で前準備必須でした。そこに対応するための現実的な一手として、この本は使いやすいです。
CTY選抜テストSCATはオンラインで日本から受験可能です
アメリカにある学校や、アメリカ系のインターナショナルスクールに通っている場合、統一テストのスコアで条件を満たすとCTYの受講資格に繋がるケースがあります。一方で、そうしたルートが取りにくい環境(日本国内・アジア圏のローカル校など)では、SCATが現実的な入口になりやすいです。
SCATはオンライン受験が可能で、受講もオンラインコースが中心です。つまり「渡航できる/できない」よりも、家庭の学習環境の設計が結果に影響しやすいタイプの入口です。
だからこそ、教材選びも「難関攻略」ではなく、見落としの穴を埋める方向が合います。特にQuantitativeは、算数そのものよりも、英語圏の前提を含むことで“別種の落とし穴”が増えます。
Grades 2–3 Quantitativeは「算数」だけでは測られません
SCATはVerbal(言語)とQuantitative(数量)に分かれています。Quantitativeは算数系ですが、よくある「学年相当の計算テスト」と同じ発想で進めると、急に手が止まる瞬間が出ます。
なぜかというと、問題文の中に英語圏の生活前提が混ざるからです。「単位」「通貨」「表現のクセ」など、算数とは別の要素が割り込みます。ここで時間を使うと、学力があっても点が安定しません。
『SCAT Quantitative Aptitude Grades 2 - 3』 は、その“割り込み”を前提にした練習がしやすいタイプの教材です。計算の難度を上げるよりも、まず形式に慣れることに向いています。
つまずきポイント:単位・通貨・「どちらが大きい?」問題
Quantitative Aptitudeでは、アメリカの通貨やインチ・フィートなどの単位が出てきます。ネイティブにとっては「日常の感覚」で処理できるところが、日本のメートル法だけで育っていると、そこで読解→変換→判断の工程が増えます。
この“工程が増える”こと自体が点数に効きます。しかもGrades 2–3帯では、まだ抽象処理が強くない子も多いので、「計算ができない」のではなく「頭の中の変換で疲れる」ことが起きます。
ここは、気合いで突破しないほうがいいです。教材で先に見ておくと、子ども側も「知ってるやつだ」で処理できるようになります。この差が、直前期に効きます。
US Grade 2–3 と UK Year 3–4:学年換算の注意
『SCAT Quantitative Aptitude Grades 2 - 3』 は、Elementary SCAT(Grades 2–3)向けです。
イギリス系の学校やインターの場合、学年換算がずれるので注意が必要です。一般的には、USのGrade 2–3はUKのYear 3–4に近い帯になります。CTYのコース申し込みでも学年申告が絡むので、「今の学校で何年生」ではなく、「米国の学年で何年相当か」を確認してから進めるほうが安全です。
使い方の現実プラン:短く、早めに、反復
この帯の対策で一番効くのは、長時間の詰め込みよりも、「短く触れて、間隔を空けて、また触れる」反復です。視覚優位タイプの子は、理解よりも先に“見たことある”が効くことが多いので、最初は軽く眺めるだけでも意味があります。
(例)3ステップ:導入 → 慣れ → 直前チェック
導入: 週1〜2回、短時間で「形式を知る」。わからない問題は放置してOK。
慣れ: 似た形式を数回やって「迷子になる箇所」を特定する。
直前: 苦手というより“止まりやすい形式”だけを拾って再確認する。
ここで重要なのは、「全部できる」よりも「止まらない」を作ること。SCATは時間との相性が強いので、止まらない設計が点になります。
無料教材を活用しよう
こちらの出版社では、書籍だけではなくオンラインで練習問題を無料で提供していることがあります。書籍と違って画面上でクリックしながら学ぶことができるプラットフォームなので、気軽に腕試ししたいときや、とりあえずSCATの傾向を確認したい時はもちろん、本格的な勉強に入る前のウォームアップとしても使いやすいです。
「紙の問題集が続かない」タイプでも、オンラインのほうが回ることがあります。逆に、オンラインが刺激になりすぎる場合は紙のほうが安定します。その子の特性に合わせて、媒体を選ぶのが一番です。
商品ページ 『SCAT Quantitative Aptitude Grades 2 - 3』 に詳細があるので、必要な範囲だけ確認してみてください。
まとめ:この本で作るのは「得点」より先に「迷子を減らす設計」
Grades 2–3のQuantitative対策は、学力そのものを伸ばすというより、英語圏の前提が混ざる状況で、止まらずに処理することを作る作業になりやすいです。
『SCAT Quantitative Aptitude Grades 2 - 3』 は、その“止まりやすさ”を前提に整えられる教材として、扱いやすい一冊です。



























