ということ(前回記事)で始まったコテコテタイネタです。
ビーチリゾートがホラーな舞台に
タイと言えば旅、タイで子連れ旅と言えばやっぱりビーチリゾートでしょ!
と言いたいところなんですが、視空間認識力99.8パーセンタイルの超絶視覚優位型ギフテッドのゼノサワにとっては、素敵なビーチリゾートがホラーな舞台になることも。
幼少期はレストランのロゴとか壁紙とかに反応して固まってしまうことが多かった(こちらの記事およびこちらの記事ご参照ください)ものの、ビーチでカニとかヤドカリとか捕まえたりするのは意外と平気だったんですけど、小学中学年になったころから自然の中に存在する何らかの形に反応して、一般人の私らにはわからない何かが見えるらしく、自然と戯れることに拒絶反応を示すようになってしまいました。
タイ人にとって人気の行楽スポットである滝つぼや渓流なんかに行くと、蝶々がよく群れを成して舞っています。
蝶々といえば、お花畑とセットで楽園の風景につきものの存在。
幼虫時代の蝶は私も苦手ですけど、成虫になって優雅に飛んでいる姿にネガティブなイメージを持ったことはありませんでした。
川遊びってよく子供が夢中になってるし、きっとゼノサワも喜ぶだろう、とわざわざナコーンラチャシマーのほうまで遠征して、私自身はあんまり得意じゃないんだけど頑張って自然あふれる渓流に連れて行ったことがあります。
普段はバンコクの都会住まいだったので、せいぜいゴキブリとかネズミとか野良犬くらいしか生き物を見ない生活。
飛んでいる生物といったら鳩と蚊と謎の小さな虫たちくらいで、蝶々は見たことがありませんでした。
渓流を目指して山の中に入ると早速発見、蝶の群れ。
視覚優位なんだから、少しでも美しく感動的な光景を見せてあげなくちゃ、と張り切って、「ほら蝶々がいっぱいいるよ!」とゼノサワの手を引いて蝶々たちに近づこうとしたら、「ギャー嫌だー」。
蝶の中には、大きかったり派手な色合いやインパクトのある模様の種類もいるので、その辺が苦手な人もいると思う。私の大学時代の友人には、幼虫のころの面影が残る部分があるので、という理由で成虫さえだめな人がいました。
でも、ゼノサワの怖がり方はそういう論理的な理由から来ているとは到底思えないものでした。
その初渓流体験で遭遇したのは、小さくて白い、ごくシンプルな蝶たちの舞。
群れといっても気持ち悪いほどいるわけでもなく、数羽集まってかわいらしく飛んでいるだけでした。
ゼノサワの目にはそれが、私たちの感覚でいうところの「ムカデやゲジゲジ」みたいなのが舞い踊っているように見えたらしい。
発狂寸前で逃げていきました。
今でも、モンシロチョウが一羽遠くのほうに飛んでいるだけで大騒ぎ。
帰国して東京の山奥にある私の実家に住むようになって、虫との戦いの毎日なのは私も同じですが、ゼノサワの場合は蝶々一羽で前に進めなくなるので、春先になると登下校だけで毎日がサバイバルです。
お花も似たようなもので、一般的には「きれい」とされる植物に対しても、予想外の反応を示すことが多い。
反対にカビの図鑑なんか愛読していて、私なんかは思わず目を背けてしまうような写真も全然平気だったり。
自分の部屋の壁にムカデが這っていっても、「またムカデが出たよーどうにかしてー」と報告には来るものの、蝶々ほどパニックになっていないのが不思議なところです。
シュノーケリング好きの私は、いつタイの離島へ連れて行って一緒にシュノーケリング三昧しようと手ぐすね引いて待っているのですが、海の中の世界って紙一重なところあるから、ゼノサワにとってはどっちに転ぶか微妙なところ。
どちらかというとどんどん遠のいている感じがする。
ビーチがだめならタイの寺
なので基本的には視空間的に安全圏である家にいるのが大好きなゼノサワ。
それでもやっぱりお休みには親も楽しみにどこか行きたいですし、視空間的にハードル高くてもいろんなもの見たり体験させることは大切だと思い、休みのたびにどこ行くか悩みに悩む。
タイでビーチがダメとなると寺。
でも寺ばっか行っててもひたすら暑いし、正直子どもはつまんないと思う。父親は寺系の専門家(こちらご参照)なので張り切って説明してくれるし、ゼノサワのタイ人としてのアイデンティティの確立にも文化や歴史を学ぶことは大切なんだけど、子どもがそれで楽しいわけがない。
ひたすら科学館、博物館
残るはひたすら科学館。とにかく行きたがる科学館。あるいは体験型博物館。
もうシンガポール行った時も香港でも台湾でも日本に帰った時も、博物館とか科学館巡りばっかで、屋台巡りとか名所とかのローカルな観光をした記憶がないくらい。
ぶっちゃけ、タイの科学館も日本の科学館もシンガポール科学館も台湾の科学館も香港の科学館も、とどのつまりは内容おんなじなのよ。科学だから。
ゼノサワの意向に合わせると科学館一択になってしまい、タイの○○館系はもう全て制覇済み。
さすがにもうタイ国内の○○館はいいや、とゼノサワも言うようになった。
最後は山?
残るは山か。
でもやっぱり、カオヤイとかチェンマイとか自然を楽しむ山の旅は前述の通り、目下視覚が過敏のため自然が嫌なので却下。
アンパワー(Amphawa)の「ホタル」
うーん、と悩んで、視覚的に安全だけど新しい体験はないもんか、と今回選んだのが、アンパワー(Amphawa)旅行でした。
バンコクから車で一時間半ほどのサムットソンクラーン県ににあるアンパワーは、水上マーケットで有名な観光地です。
食べることも好きじゃないし物欲もないゼノサワにとって、水上マーケットも人がゴミゴミ多くて暑いだけのつまんない場所になってしまうのですが、ここにはもう一つ、ホタル観賞という裏ワザが。
裏ワザじゃなくて名物か。
ホタルなら転々と光があるだけだから、視覚的な刺激も少ないだろうし、生き物を学べて新しい体験もできるしいいんじゃないか?
ということでホタル観賞に的を絞って調べてみると、アンパワーでは水上マーケットから出ている小舟にのってメークローン川でホタル観賞が王道のようですが、ホタル観賞が終わるころには夜も更け、暗い中車走らせてバンコクに戻ることもできなくはないけど、夜道は危ないのでできれば避けたい。
となるとアンパワー泊になるからじゃあアンパワーのホテル探そっ、ということで見つけたホテルでの体験がそれはそれはすごかったんです。
もうこれはタイネタ解禁して書かずにはいられない、と思わせる感動の体験をお伝えしたいと思います。


