親の方では心の準備が整わないうちにゼノサワはYear 3になり、MFLお試し期間がはじまりました。

MFL選択における注意事項

正式に選択する前に、MFLの科目である中国語、フランス語、スペイン語それぞれの授業を数週間ずつお試しできる期間が設けられているのです。

保護者の方も、「MFLの選択方法セミナー」に参加し、選択する上で気を付けることなどの具体的な説明を受けます。

IGCSEやIB、各家庭の将来のプランについて考慮すること、などのアドバイスの他、お友達が選んだから一緒がいいから、とか、この先生が好きだから、とかいう理由で選ぶのはよしましょう、という説明もありました。

そのお友達がいなくなったり先生が変わったりしたら嫌になってしまいますから、その言語自体が好きかどうかで選びましょうとのことでした。

MFLお試し期間開始

そしていよいよお試しレッスン。

中国語

まずは中国語。

学校から帰ってきたゼノサワにどうだったか聞いてみると、

「歌うたってばっかりで、ちゃんと教えてくれないからつまらない。」

出た、このパターン。

学校でも習い事でも、特に小さい子どもが対象のクラスは、楽しく覚えられるように、歌ったり踊ったりしながら楽しくレッスンが進むよう工夫されていますよね。

ゼノサワはその手の授業が大っ嫌い。

学ぶ場においては、楽しく愉快な要素はゼノサワには必要なく、厳しく教えてもらえてしっかり学べて知的欲求をがっつり満たしてくれるレッスンを好みます。

「そっかー、でも本当のクラスが始まったらその先生じゃないかもしれないよ。もっとちゃんとした授業かもしれないよ。」

我が家の将来的な展望や、中国語と日本語、タイ語のつながり、中国語を選択することよるゼノサワにとってのアドバンテージなども、押し付けにならないようにフラットに説明してみましたが、

「でも他の外国語がいい。」

無理強いする気はないので、残念ですがもう少し見守ることにしました。

フランス語

次のフランス語。ご感想は、

「発音が難しいし、先生もなんかいまいち。」

先生が好みかどうかで選ぶなと言われても、第一印象って大切です。ご縁がないレッスンだったようです。

スペイン語

最後がスペイン語。

「先生が厳しくて、ちゃんと教えてくれてすごくよかった。」

この場合も先生が変わったらまた内容が変わってしまう危険性があるのですが、ゼノサワの好みを尊重して、まさかのスペイン語に決定。

私が一人で勝手に悩んでいた、MFL選択における長きにわたる考察は、全くの時間の無駄となりました。

まさかのスペイン語、そしてどの先生になるかな

スペイン語の先生も数人いらっしゃいますので、どの先生が担当になるのかは選択した時点ではわかりません。

生徒側で先生を選ぶことができないので、実際のレッスンが始まるまで不安な状態で待つことになります。

MFL選択科目の本登録を済ませてしばらくすると、語学クラスクラス分けのお知らせが届きました。

ドキドキして開けてみると、ゼノサワはお試しの時に担当していただいた、お気に入りの先生のクラスに入っていました。

それはそれは大喜びです。

MFLが始まった当初は、コロナが落ち着いていた時期で普通に対面授業でしたが、途中でまたコロナの波が来てオンライン授業になってしまいました。

コロナもオンライン授業も歓迎できるものではありませんが、どんなレッスンなのかそばで聞いていて確認できるのがオンライン授業のいいところです。

スペイン語授業も聞いてみましたが、確かに厳しくとってもいい先生です。

次の年は先生が変わって、まさにラテンのノリのやけに賑やかな先生となりましたが、内容は充実していてエネルギー溢れる授業の模様。相変わらずゼノサワは満足しています。

本人が楽しければそれでよし

私が大人になってから独学で身に着けようとしたのと、子どもが学校でちゃんと習うのとを同列で考えるのが間違いでした。

ネイティブでプロの先生にシステマティックに教えてもらうことにより、それなりにスペイン語も身についているようですし、ゼノサワ自身が喜々として勉強に励んでいるのがなによりです。

結局、IGCSEもIBも将来設計もどこ吹く風でスペイン語に決まりました。

親の方は決定まで長い事勝手に悩んでいましたが、本人が選んでハッピーであればそれで十分。

この先、IGCSEに日本語がまた復活するかもしれませんし、ノン・ネイティブレベルのタイ語が増設されるかもしれない。

将来、思ってもみなかった仕事についてスペイン語が大活躍するかもしれない。

それに、日本へ本帰国(うちの場合は半分タイなので移住?)という可能性も無きにしも非ずの我が家。日本の学校に行くことになったらIGCSEもIBも関係なくなります。

先のことはわかりません。結局本人が持っている運みたいなものに任せておけば、なるようになるのよね、ってこと。

親の思惑とは全く関係のない次元で勝手に話が進んで行って、本人にとってベストな結果に着地する。

ゼノサワを育ててきて、学校選びでも習い事でも何度もそんなことがありました。

子育てをする上で、親のエゴをぐっと抑えて、本人の意思を尊重することは、子どものことを大切に思えば思うほど難しくなってきます。

でも、その時の運や流れに身を任せることが、実は一番大切なのかなとも近頃思います。

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