◇タイでの学校選びでインターを選んだ理由

日本人学校とタイの学校とインターナショナルスクール

子供が生まれると、あっという間にさて幼稚園だ学校だと考える時期がどうしてもやってきます。


タイのバンコク在住でお父さんがタイ人、お母さんが日本人という稀なケースの我が家。生まれる前から「どうしましょ」といろいろ考えを巡らせておりました

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タイか日本かインターか


私では手に負えないであろうタイの学校

まずは、タイに住んでるしお父さんがタイ人だからタイの学校を考えてみた。

タイの学校と一口に言っても、公立の学校、お寺にくっついている学校、クリスチャンの学校、大学付属の学校、お嬢様学校、荒れがちな学校、と様々です。

良い学校もたくさんあるとは思うのですが、学校にかかわるのはどうしても母親、つまり私になってくるので、いくらタイ語が喋れるといっても、ただでさえトラブルが起きやすい学校という世界でタイ人のご家族相手に私一人でまともに立ち向かっていけるとは到底思えない。


注目

タイ人のご家族は何か起きたときの親戚一同の結束力は果てしなく強く、大事なお子さん、お孫さん、甥っ子姪っ子、だれであろうと親族内の子供が一大事となればご両親だけではなく祖父母はもちろん、よくわからない親戚の人がまでが話し合いに登場しかねないし、おまけに先生もタイ人だし。

一方わが軍といえば夫は親戚との付き合いもないし両親もいない。夫本人も大して頼りにならない上に、今までの経験から考えると、どうしてもタイ人同士で通じてしまうものがあるらしく、いつの間にかあちら側に丸め込まれていて気が付くとあちらさんといっしょに私に向かって攻撃していたりするので、どう考えても孤立無援に。


まあ、実際には、親戚一同参戦してくるような展開になることはめったにないでしょう。

ただ、タイに長く住んでタイ人社会にどっぷりしていると、日常生活のいろいろの中で、言葉は通じてるのに内容を理解してもらえなくて厄介なことになることがしばしばあります。

同じ国民同士でも「話が通じない相手」ってのは出てくるもんですが、それがこちらが「外国人」の立場となると多勢に無勢でどうしたってかなわない。

それが子どもを中心とした学校生活の中で繰り広げられたとしたらとても私には対処できる自信ないな、というのはありました。

PTAが怖い、そしてタイ人父親が蚊帳の外になる日本人学校

さて、次は日本人学校ですね。日本人学校の前に日本人幼稚園・保育園を語るべきですが、まずは日本人学校がはなっから私の中の選択肢になかった理由がものすごく単純明快なのでそれを先に。

ズバリ、ザ・PTA

もうほんとにそんだけですよ。

まあ私のような外こもり沈没組はバンコクの日本人社会自体苦手なんで、日本人の奥様方のなんちゃら集いみたいのがもうおっかなくっておっかなくって近寄りたくないってのもありますが、ネットニュースでPTAのあれやこれやをみるたびに、イヤイヤ絶対無理。


実際にはバンコクの日本人学校は人数が多いのでPTAそんなに回ってこないらしいです。

でもまあ、タイ人学校の反対バージョンで、日本人学校だとタイ人のお父さんが蚊帳の外になりがちなので、父母ともに問題なく学校行事に携われる学校=英語で行ける学校=インター一択。

緩いけど厳しく強いインターナショナルスクール

子どもの特性を考えるとやっぱり日本式だと無理があったんではないか、と今になってみると思います。

バンコクの日系幼稚園は見学もしてないし問い合わせもしていないし、そもそも調べてもいないので、ちょっと耳にしたお話とかちらっと読んだ何かがソースだし、園によって違うとは思いますが、ざっくり、日系の幼稚園や保育園だと、ある程度みんなと一緒にいろいろできる必要があるのでは、というのがあります。

一人でお着換えできるように!とか、お箸が使えるように!とか。よく知らないけど。

インターだとその辺緩い。


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私一度、息子が通うインター幼稚園の先生に「日本人の文化を子供たちに教えてくださいな」といわれて、日本の絵本の日英両国語の読み聞かせからのカブトを折るってのをやったんですが、思いっきり、そんなの「そんなの折りたくない」って子が一人か二人いて、先生も「あっそ、じゃあほかのことやってて」で終わり。

息子に至っては入園当時からみんなと一緒に何一つやりませんでした。先生は一応は促しはしますが、緩い。

憶測ですが日本の園だったらもっとプレッシャーあったんじゃないかな。

そういう意味でインターは息子の特性にあってたと今では思います。

それに何か不具合が起きるとすぐにカウンセラーやら専門家やらの話が出てくるし、凸凹さんとかギフテッドに対する理解も、インターのほうがあるんじゃないかなと。あくまでも個人的見解ですが。

ただし、インターはみんないろんな意味で強い。親も子どもたちも。

緩いけど違う意味で厳しい環境なので、揉まれて子どもが強くなります。ほんとに。

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