よりどりみどりCTYオンラインギフテッドプログラムどのコースにしようかな

もともと、息子にCTYを受けさせた時点で考えていたのは、サマープログラムへの参加でした。

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ジョンズホプキンスCTYといえばサマープログラム

在タイの我が家にとってアメリカは遥か彼方の地で、距離的にも金銭的にもしんどいし、小学校低学年生(7歳)を一人でアメリカに送り出すというのも私にはちょっと無理。

なのでプログラムがアメリカでしか実施されていなかったら、CTY自体受けさせようとも思わなかったでしょう。

ありがたいことに、CTYではインターナショナルプログラムというくくりで、アメリカ以外でもサマープログラムを実施しています。


注目

しかも香港

香港なら近いし、何度も訪れている馴染みの地。

息子がサマースクールに参加している最中、親も香港に滞在してついでに旅行しちゃおう、などと夢見ていました。

ただ、ビザ事情を調べてみると、サマープログラムの中でもお気軽に参加できそうな日帰りプログラムだと、学生ビザが下りない様子。

日本人はビザがなくても短期なら滞在できますが、ビザが下りないとプログラム自体に参加できないのかな。


ビザが下りる滞在型のプログラムだと、一週間コースになってしまいます。

小学校低学年生が、言葉は通じると言っても異国の地でいきなり一週間、知らない人の中でお泊りってどうなんでしょう。

小学一年生を一人で海外へ行かせる勇気

実は息子は、これまで一人でのお泊り経験がありません。

息子が通っているバンコクのインターナショナルスクールでは、小学一年(日本の学校制度で勘定すると幼稚園年長さん)からお泊り学習があるのですが、息子が入学して最初の年はなんだかの都合で中止に。次の年はコロナで中止に。という具合で機会を逃してしまいました。

プライベートでのお泊りは、私にママ友がいないこともあって、イマイチお泊りさせていただくほど仲の良いお友達もいない。


じいじばあばのおうちにお泊り♪なんてのも、タイ側の親戚は亡くなったり疎遠だったりで付き合い皆無だし、唯一お世話になっているタイ側のおじいちゃんであるニュージーランド人のトニー(【バイリンガル・マルチリンガル教育④ギフテッドのお父さん】ご参照)は、悠々自適な一人暮らしをなさっていて、制御不能な低学年男児を一人で送り込むには適していない。まあ、トニーの暮らしぶりはタイに居ながらにして思いっきりの欧米文化で、とっても魅力的な環境なので青年期になったらほっといても一人で泊りに行くでしょうけど。

というわけで、さっぱり「一人でお泊り」にご縁がない息子。

いきなりCTYで香港で一週間って、無理がありゃしないか。

その辺は受かってから考えよう、ということでとりあえず受かったんですけど、いざその時が来てみたら、コロナで香港のプログラムは中止に。

コロナでオンラインコース一択に

じゃあ香港のサマープログラムはまた復活したら参加すればいいや、とビザとお泊り問題は一件落着し、まずはオンラインプログラムに挑戦することになりました。

オンラインプログラムといっても、コロナのおかげ(?)で従来のオンラインプログラムだけでなく、アメリカのサマープログラムまでオンラインになっています。

これなら、かの有名なCTYサマープログラムにタイ・バンコクの自宅から参加できちゃう。

チャンスと言えばチャンス。


でも、息子が通っているインターナショナルスクールもコロナでオンラインになったばかりの時期で、学校の方も一生懸命なのはわかるんですが付焼刃感が否めず、CTYも従来のオンラインコースならともかく、これまでオンサイトで実施していたサマースクールをいきなりオンラインって、それってどうなんだろ、と一抹の不安が。

CTYの場合は従来のオンラインコースで長年培ってきたノウハウがあるでしょうから、同じ即席オンライン授業でも充実度は全然違うとは思いますが、ここはまず、システムもノウハウもがっちり出来上がっている従来のオンラインコースの方が安心だな、と、昔から存在しているCTYオンラインプログラムを選ぶことにしました。

よりどりみどりのジョンズホプキンスCTYオンラインコース

ジョンズホプキンスCTYのオンラインコースでは文系理系まんべんなく、迷ってしまうほどたくさんのコースを用意しています。一年を通して何かしらのコースが開講されていて、それぞれ開始時期も異なります。

息子が受講したクリティカル・リーディングのコースは10週間に及ぶセッションベース型のプログラムです。

いかんせん初めてのことで、内容も難易度も全く未知だったため、学校がある時期に受講すると厳しすぎるかもしれない、ということで、息子が通うバンコクのインターナショナルスクールが夏休みに入る寸前に開始するコースを選びました。

世界中から集まるクラスメート

CTYは、オンサイトで受講する対面型のサマープログラムでも世界中からギフテッドたちが集まることで有名です。

現地まで行かずとも受けることができるオンラインコースには、いうまでもなく世界規模で生徒たちが集まります。本来の対面型のコースだと遥か彼方、アメリカ香港で実施されるので、親の方では現地で何が起きているのかまったくわかりませんが、オンラインのコースは親も近くで観察できるので、どんなことをしているのか、どんな人たちがいるのか手に取るようにわかるのもいいところです。


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ジョンズ・ホプキンスCTY(Johns Hopkins Cetner for Talented Youth)の全コースに共通する理念の一つである「高知能の子供たちが自分と同じような友人と出会える機会を提供する」という部分は対面型のコースにはかないませんが、クリティカル・リーディングのコースではオンラインクラス内で生徒同士が積極的に論議し、交流を深めているのがわかりました。

長年蓄積されたノウハウがあるCTYのオンラインコース

実際オンラインコースに息子を参加させてみて思ったのは、やはり長年蓄積されたノウハウが最大限に生かされていて、オンラインでありながら素晴らしい内容であったこと。

コロナに見舞われて大慌てで無理やり始まった学校のオンライン授業を歯がゆい思いで見ていたこともあって、CTYのオンラインコースのシステムや内容に感心しっぱなしでした。

まあ、いきなりオンラインにしなくちゃいけなかった学校の授業と比べるのも酷な話で申し訳ないんですが、学校の方の満足とは言えないオンライン授業内容を見ていたおかげで、余計にCTYのオンラインコースの素晴らしさが実感できました。

次回からは実際CTYやってみて遭遇したあれこれです。

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